長年使っているマキタのコードレス掃除機が、ある日突然動かなくなりました。調べてみると原因は意外なところにあり、簡単な調整で無事復活。この記事では、実際にマキタ掃除機を修理した体験と、マキタ掃除機でよくあるトラブルの原因・対策についてまとめています。
この記事の”予告編”を、短い動画にしてみました。
5年使ったマキタ掃除機が突然動かない
マキタ掃除機 CL140FD

工房での日常的な作業や、現場取付の際に使っているマキタのハンディ掃除機。軽くて取り回しが良く、現場作業でもとても便利な道具です。
使い勝手も良く、特に不満もなく使っていたのですが……購入から約5年ほど経った頃。ある日突然、掃除機の様子がおかしくなりました。
スイッチを押しても
- 動いたり動かなかったりする
- モーターが反応しないことがある
という症状が出始めたのです。

最初はバッテリーの問題かとも思いましたが、充電状態は問題なし。どうやらマキタ掃除機本体側のトラブルのようでした。
杢(もく)バッテリーは満タンなのに、動いてくれなかったんだよ。
マキタ掃除機が動かない原因?モーター故障を疑って交換してみた
ネットで同じような症状を調べてみると、「モーターの劣化が原因になることもある」という情報を見つけました。今回のマキタ掃除機も、購入から約5年。モーターが劣化していてもおかしくない時期です。そこで試しにモーターを交換してみることにしました。


交換用のモーターは、ネットストアモノタロウで購入。
交換したモーターはこちら
🔗部品14.4VクリーナーCL140FDZW
※現在は取扱い終了となっています
掃除機を分解して内部を確認し、新しいモーターを取り付けました。


そして電源を入れてみると……
結果は――
症状は改善せず。
どうやらモーターが原因ではなかったようです。



まだ原因は別にあるみたいだね。
本当の原因は電源スイッチの接触不良だった
次に疑ったのは電源スイッチ部分です。スイッチをよく観察してみると、
- 押し込んだ時の感触が少し浅い
- 接触が不安定な感じがある
という状態でした。どうやらスイッチがしっかり押し込めていない可能性があります。そこで、スイッチをもう少し深く押し込めるように簡単な調整をしてみることにしました。





今度こそ、動くかな?さぁ、早くスイッチを押してみようよ!
スイッチ調整でマキタ掃除機が復活(簡単修理)
スイッチ部分を調整して再度組み立て、いよいよ電源スイッチを押してみると──
「ウィーン」
マキタのいつもの音とともに、何事もなかったかのように動き出しました。



やったぁ!動いた!
あれほど不調だった掃除機が、普通に使える状態に戻った瞬間です。原因はモーターではなく、マキタ掃除機の電源スイッチの接触不良(押し込み不足)だったようです。
結果的に吸引力もアップ?
今回の修理ではモーターも新品に交換したため、結果としてマキタ掃除機の吸引力も、以前より少し良くなったように感じました。



モーターを買って損したのかと思ったけど……吸引力が良くなったなら、交換して正解だったね。
最初は遠回りしましたが、
- 故障の原因を調べる
- 部品を交換する
- 動作を確認する
という工程を通して、掃除機の構造も少し理解できました。
マキタ掃除機の故障も意外とシンプルな原因のことが多い
今回の修理を通して感じたのは、電化製品の不調は意外と単純な原因のことも多いということです。もちろん、すべての修理を自分で行う必要はありませんが、次のような基本的なポイントを確認するだけでも、原因が見つかることがあります。
- スイッチの接触
- バッテリー
- 配線
こうした部分を順番に確認していくことで、意外とシンプルに原因が見つかることもあります。
さて、以上が今回のマキタ掃除機修理の実体験です。
ここからは少し視点を広げて、マキタ掃除機のトラブルについて調べてみたことをまとめてみたいと思います。



他には、どんなトラブルが起こるのかな?
マキタ掃除機が動かないときによくある原因3つ
マキタ掃除機が動かない原因として、よく挙げられるのは次の3つです。
- スイッチの接触不良
- バッテリーの不調
- モーターの故障
この中でも、意外と多いと言われているのが電源スイッチの接触不良です。つまり、モーターよりスイッチの方が原因になるケースも多いようです。
なぜマキタ掃除機は「動いたり動かなかったりする」症状が多いのか
マキタ掃除機が「動いたり動かなかったりする」症状には、いくつか共通する原因があります。実際の修理事例などを見てみると、同じような原因でトラブルが起きているケースも多いようです。
原因①スイッチ構造がシンプル
マキタの掃除機は、業務用工具メーカーらしいシンプルで丈夫な構造が特徴です。しかしその反面、
- スイッチが機械式
- 接点が物理的に接触するタイプ
のため、接触不良が起きると動作が不安定になることがあります。
原因②長年使うとスイッチが摩耗する
掃除機のスイッチは意外と酷使されています。例えば
- 頻繁にON/OFFする
- 数年間使用する
- 微妙な摩耗が起きる
こうした条件が重なると
- 押し込みが浅くなる
- 接点がギリギリになる
結果として「強く押すと動く」という症状が出ることがあります。これは5年前後使用した掃除機で起こりやすいトラブルです。
原因③ホコリによる接触不良
掃除機は構造的に内部に細かい粉塵が入りやすい機器です。そのため
- スイッチ接点にホコリが付着する
- 接触抵抗が増える
といった理由で、動作が不安定になることもあります。
マキタ掃除機が動かないときに5分でできる簡単チェック方法
マキタ掃除機が「動いたり動かなかったりする」場合、簡単な確認だけで原因が分かることもあります。まずは次のポイントをチェックしてみてください。
チェック①スイッチを強めに押してみる
まず試してほしいのがこれです。
- 普通に押す→動かない
- 強めに押す→動く
もし強く押すと動く場合は、スイッチ接触の問題の可能性が高いです。
チェック②スイッチを何度かカチカチ押す
接点の酸化やホコリが原因の場合、スイッチを何度か押すことで改善することがあります。これは「接点が擦れて復活する」現象です。
チェック③スイッチ周辺を軽く掃除
エアダスターやブラシで
- スイッチ周辺
- スイッチの隙間
を軽く掃除すると、改善する場合があります。



電化製品だから、水分は使わない方が安全だよ。
もう一歩踏み込むマキタ掃除機の簡単修理方法(自己責任)
スイッチの押し込みを少し深くする
今回の私達のケースのように、原因が「スイッチの押し込み不足」の場合は、スイッチ部分に
- 薄いプラ板
- テープ
- 紙
などを少し足すことで、スイッチの押し込み量を増やすことができます。その結果、接触が安定して動作するようになることがあります。



分解や改造は自己責任になるから、無理のない範囲で試してみてね。
まとめ
今回のマキタ掃除機が動かないトラブルは、
- 症状:動いたり動かなかったりする
- 原因:電源スイッチの接触不良
- 結果:スイッチ調整で正常に動作
という比較的シンプルなものでした。
マキタ掃除機が動かない場合は、まずスイッチ・バッテリー・モーターの順に確認してみると原因が見つかるかもしれません。
長く使っている道具ほど愛着もあるもの。「壊れたからすぐ買い替え」ではなく、少し手をかけて直してみるのも面白いものです。



当工房では、家具の修理に乗ることはあるけれど、電化製品の修理は受け付けていないよ(笑)
同じ症状で困っている方の参考になれば幸いです。
最後に、私達の相棒、CL140FDZWを長く使うためにストックしているアイテムたちをご紹介しておきます!
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